介護保険ってそもそもどんな時に使えるの?

介護保険

介護保険ってそもそもどんな時に使えるの?

そんな疑問をお持ちの方に、出来るだけ簡単に介護保険についてお話が出来たら幸いです。

私は、介護老人施設いわゆる老健で4年・介護療養型医療施設で3年・小規模多機能型施設2年 

実際に介護職員として働いて来ました。現在は福祉用具貸与事業所へ勤務して今年で7年目を迎えています。

介護業界歴、のべ16年になりました。

保有資格 介護福祉士です。

 

こんな私が実際に現場で経験したことなどを織り交ぜながら出来るだけ分かりやすくお伝えできたらと思っています。

 

介護保険ってなに?

介護保険は介護が必要となった人に、その費用を市区町村が給付してくれる保険です。

一般の保険と違って任意で掛ける保険では無く、強制的に加入させられる保険です。

 

40歳以上になると保険料を強制的に徴収される事になります!!

どのように支払うのか?

40歳~64歳以下 

公的医療保険の保険料に上乗せされて徴収され、保険料の金額は給与所得などにより異なりますが、給料から天引きされる。

65歳以上 

年金の金額によって公的年金から天引きされるか、納付書などで納付をします。

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もし保険料を支払わなかったら?

必要になった時に、受けられるサービスに制限が掛かったり、サービス自体を受けられなくなる事もあるので注意が必要です。

介護が必要な状態ってどんな場合?

日頃出来ていたことが、一人で出来なくなって、誰かの助けが必要になった時。

具体的に言うと、移動・食事・入浴・排泄などの行為が一人で出来なくなった状態です。

 

例えば、自分の親が、病気や怪我で動けなくなったらどうしますか?

 

・・・・ご飯を食べさせてあげたり、お風呂にはいれなければ身体を拭いてあげたり、トイレにいく事が出来ない時は、オムツ交換をしたり・・・自分で介護が出来ない場合は、施設に入所させる? 移動が困難なら車いすとか歩行器が必要?

・・・・などなど

想像したら分かると思いますが結構大変な事になります。

こんな事が起きた時こそ介護保険が役に立ちます!

必要なサービスを使ってご家族の負担を減らす事が大切です。

サービスを利用するには、もちろん費用が掛かりますが、介護保険を利用すれば1割~3割負担での利用が可能になります。負担割合に関しては、所得によって変わります。

介護保険を利用するには?どうすればいいの?

市区町村の役場で申請を行い、要介護認定調査っていうものを受ける必要があります。

その調査の結果、要支援・要介護という判定がついて初めてサービスを受けることが出来る様になります。

 

要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5

7段階に分かれます。一番症状が重いのが要介護5になります。

 

また、65歳以上の方(第1号被保険者)と、40歳~64歳未満の方(第2号被保険者)に分けられていて、第1号被保険者については特に条件なく認定調査を受けることができるが、第2号被保険者については介護保険のサービスって何歳から使えるの?で記載した特定疾病の診断をされていないと認定調査を受ける事ができません。

少しややこしかったと思いますが、とにかく65歳以上の方で介護が必要になってしまったら、ひとまず市区町村の役場にいって相談をしてみましょう。

65歳になった時に介護保険証が送付されてきているはずです。その介護保険証と認印があれば介護認定の申請を行なう事ができるはずです。

もし、申請に本人が役所にいけない場合は、ご家族またはケアマネージャーに依頼して申請を代行してもらう事もできます。

 

40歳~64歳の第2号被保険者の方の場合は?新規申請の場合は、介護保険証を所持していないため、健康保険証と認印をもって行きましょう。第2号被保険者の介護保険の利用については、医療保険の加入が必須となるからです。

 

役場で介護認定の申請 ⇒ 認定調査 ⇒ 認定審査会 ⇒ 認定確定 ⇒ サービスの選択 ⇒ サービス開始の流れになっていきます。

介護保険の要介護認定調査ってどんなもの?

まとめ

ここでは、簡単に介護保険とその申請に関して書いてみました。介護保険制度について詳細にお伝えするには、まだまだ勉強不足の私です。今まで経験してきた事は説明できると思いますが・・・・今後も色々勉強して、みなさんにわかりやすくお伝え出来る様になれたら良いなと思っておりますので、よろしくお願いしますね。

次回は、介護保険でどんなサービスを利用できるか? を出来るだけ簡単に書いていきたいと思います。

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