歩行器は介護保険でレンタルしよう♪ではどんな物があるの?
歩行支援用具。いわゆる歩行器と歩行補助杖を指します。杖に関しては別で説明しているので、ここでは歩行器に関して話していきたいと思います。さて歩行器には屋内用と屋外用があります。使用場所や、痛み・筋力の低下があるか、歩行時のバランスが不安定ではないか、体重をかけやすい物なのか、など選定には色々な判断基準があります。また身体的な問題はないかも確認が必要です。たとえば左右の握力がバランスが取れているか、脚の運び方のバランス、四肢の拘縮はないかなども判断材料になります。該当される方は是非PT・OT・福祉用具専門相談員に相談される事をおすすめします。自身にマッチした物を選択しないと、逆に危険が伴う事もあります。
歩行器にはどんな種類があるのでしょうか?
①固定式歩行器
固定式歩行器
四脚のフレーム構造で出来ている。支持面積が広く非常に安定する。グリップで支える荷重も多点杖よりも多くかけることができる。材質によって異なるが、非常に軽量に出来ている。また脚の部分にキャスターを装着する事ができ、腕の力が低下していて持ち上げての移動が困難な場合はキャスター付きの物を選択して押しながら進む事もできる。キャスターの種類も色々あり身体・用途に合わせて選択すると良いだろう。
月々のレンタル料金の目安は、200円~300円/月です。
②交互式歩行器
交互式歩行器
固定式歩行器と同様多点杖よりも支持面積が広く安定がある。左右のフレームが交互に動かすことができるので、歩く時には左右交互に動かし、右側の歩行器・左足・左側の歩行器・右足の4回の動作の歩行になります。
使用方法に関しては、下記図を参考にしてください。
月々のレンタル料金の目安は、200円~300円/月です。
③室内用四輪歩行車
室内用四輪歩行車
四脚に車輪を付けたもので、前輪は自在輪、後輪は固定輪となっている。手もしくは前腕で体重がかけらるところが馬蹄型をしているところから馬蹄型歩行器と言われています。このタイプは、基本屋内での使用になります。平らな床のある施設・病院などで良く見掛られます。大きさから在宅ではスペース的に取り回しが難しく向かないことが多いです。
月々のレンタル料金の目安は、400円~500円/月です。
④屋内六輪歩行車
屋内六輪歩行車
四輪歩行車の形状に車輪を6輪ついたものになります。中央の車輪を中心にして回転する事ができるので小回りが利きます。
③と④を利用する方は、歩行時にかなり支えが無いと難しい方向けです。
月々のレンタル料金の目安は、400円~500円/月です。
⑤屋外用 歩行車
屋外用歩行車(歩行器)
屋外に出ると平らなところばかりではありません。少しでも自分の足で歩けるように、脚の力の弱い方の自力歩行を安全にサポートしてくれるのがこのタイプです。屋外での歩行訓練、お散歩、お買い物など様々な用途に対応。ご自身にもっともあった一台を見つけてください。外出するのが楽しみになるはずです。
月々のレンタル料金の目安は、200円~550円/月です。
コメント