介護ベッドの正しい使い方は?事故には注意を。

みなさん こんばんわぁ^-^b

 

今日は、介護用ベッド使用の際の注意点です。守らないと重大な事故にも繋がります。^-^;

介護用のベッドを搬入、設置した際に必ず説明する注意事項に関して書いていきますね。

 

注意点

  1. ベッド下には物を置かない。
  2. コントローラー使用の際は手もとにて操作してください。(利用者本人が使用の場合。)
  3. コントローラー使用の際は、利用者の手や足が柵の内側にしっかりある事を確認の上操作ください。(ご家族が操作する場合。)
  4. 基本マットレスの上には、シーツのみでご使用ください。布団の併用は出来るだけ避けましょう。
  5. 小さいお子様がいるご家庭は要注意です。
  6. 出来るだけベッドの周りには物を置かない。

さて上記注意点ですが、まず1ではベッドは壊れませんが、挟み込みにより下に置いた物が壊れたりします。ゴミ箱は注意ですよ(笑)逆に硬い物を挟み込むとベッドが傾いたりズレたりしますので、ベッド下には物を置かないで下さいね。

次に2と3ですが、挟み込みによる骨折が危険です。背上げ機能を使うときに手が柵の隙間に挟まります。ベッド柵は上には簡単に抜けるのですが、斜め横に力が働く時は抜く事が出来ません。背背上げするとわかるんですが力は斜め上に向かっているので、ベッド柵は抜けずに手・腕・足を挟みこみます。ご存知の通り高齢者の骨は弱いので、簡単に折れてしまうんですね^-^;事故の多くはこの事例ですね。

4はマットレスに布団をのせちゃうパターンです。介護用ベッドは大体83cm幅か91cm幅が主流です。シングルサイズの布団は大体100cm幅あるので少しはみ出てしまうんですね、そこで問題なのはマトレスの端がわからなくなり座った時に転落・転倒・尻もちによる腰の骨を骨折する事故に繋がります。もし布団をのせるのであれば、片方に寄せてマットレスの端がわかる様にしてくださいね。

5は子供は好奇心旺盛!コントローラーを見つけたら絶対いじります。^-^ ただ触ってベッドが動くだけなら良いのですが、実際にあった話らしいのですが、子供がベッドの下にもぐったりして遊んでいた時に、他の子がコントローラーを触ってしまいベッドが下がり挟まれて大事故に繋がったケースもあるそうです。もしお子さんがいらっしゃるご家庭なら、電源を抜いたり、コントローラーにロックを掛けるなりの安全対策をして下さいね。

6も良く見る光景なのですが、出来るだけ近くに必要な物を置いておきたいと思うのはわかります。カラーボックスやテーブルなど置きたくなっちゃうんですよね・・・これも実際にあった話しらしいのですが、横になったまま手を伸ばし物を取ろうとした所、ベッド柵が首の所に当たり頚動脈圧迫による窒息したケースもあったそうです。

他には、ベッド柵の種類によっては、固定されていない物もあります。とっさに体重を掛けたりすると抜けてしまって転倒するケースもありますのでご注意を!

 

こんな事を書いてしまうと介護用ベッドを使うのが怖くなってしまうかもしれませんが、注意事項を理解して守れば、こんなに便利な道具はないと思います。

ボタン1つで立ち易い高さに設定できるし、背上げ機能を使う事により起き上がりだって1人で出来る様になるかもしれません。また介護者の負担の軽減にも繋がります。

例えばオムツ交換を低い位置ですると・・・きついんです腰が^-^; ベッドの高さを上げる事によって介助者が楽な姿勢で動作する事が出来ます。これにより介護負担も軽減出来たりします。他にはベットから車椅子への移乗、ポータブルトイレへの移乗が高さ調節する事によって安易にする事が出来る様になり本人も1人で出来る事が増えたりしてADLの向上も見込めると思います。

 

さて、今日の話はどうだったでしょうか? 

何となく楽しい感じの話ではなかった様な気がしますが、大切な事だと思いましたので書いてみました。参考になれば幸いです。

さて次回は、介護用ベッドを使う事によってどんな利点があるのか?を書いていきたいと思っています。

 

それでは今日はこの辺にて♪ ユナゴンパパでした^-^b

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