介護保険サービスの種類って?その中の在宅サービスって何?

介護保険

介護保険サービスの種類って?その中の在宅サービスって何?

介護保険サービスの種類は? 大きく3つに分かれています。

  1. 在宅サービス
  2. 施設サービス
  3. 地域密着型サービス

です。

 

今回は、ステップ3 ⇒ 在宅サービスについて話をしていこうと思います。

在宅サービスってどんなサービス?

在宅サービスとは?読んだ通りの意味で、自宅に居ながら受けれるサービスを言います♪

在宅サービス。大きく分けて5つに分けられます。

  1. 訪問してもらいたい。
  2. 通いたい。
  3. 宿泊したい。
  4. 在宅の生活環境を整えたい。
  5. 複数のサービスを組み合わせたい。
  6. その他。

1、訪問してもらいたい。⇒ 訪問系サービス

自宅へ、サービス提供者が訪問してサービスを受けられる物になります。それぞれのサービスを簡単に説明しますね♪

訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護とは?いわゆるヘルパーさんですね。ヘルパーさんに自宅に訪問してもらい、食事・排泄・入浴や、調理・洗濯・買い物などの生活援助が受けられます。また、要介護1~5の方に関しては、通院などを目的とした乗降介助も利用できる。

訪問入浴

看護師と介護士2名、移動入浴車などで自宅まで訪問してもらい、浴槽の提供をうけたりして入浴介護が利用できる。

訪問看護

訪問看護ステーションなどの、看護師などに自宅に訪問してもらい、健康状態の確認や医療処置、医療機器の管理を行なう。訪問看護については、医師が必要と認めた場合に利用が出来る。

訪問リハビリテーション

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士と呼ばれるリハビリスタッフが自宅での生活を継続できるように色々と訓練をしてくれる。訪問リハビリについても医師が必要と認めた場合に利用が可能。

居宅療養管理指導

通院が困難な方が、医師・歯科医師・薬剤師などに自宅に訪問してもらい、療養上の指導が受けられます。

 

2、自身で通いたい♪ ⇒ 通所系サービス

自身が通って受けるサービスです。

本人の外出の機会を確保出来るだけではなく、家族など介護者の休息にもなります。

また通所系サービスでは、施設によってサービスの提供時間が異なります。大体の所は9時~17時位だともいますが、中には午前中だけ、午後だけといった短時間のサービスを提供するところもあります。

通所介護(デイサービス)

通所介護 ⇒ いわゆるデイサービス。基本的には送迎付 サービス提供施設に行き、食事や入浴、レクレーションなどをしたりしながら過ごす。施設によっては、外出などがあるところもある。色々な施設があり特色があるので、自分のあったところを選択するのが良い。

通所リハビリテーション(デイケア)

通所リハビリテーション ⇒ いわゆるデイケアサービス。デイサービスと同様に施設に通い、食事や入浴行います。デイサービスとの違いは、リハビリ重視のサービスを提供している。リハビリなので医療系のサービスとなる為、医師の指示が必要となります。

 

3、宿泊したい ⇒ 短期間入所型

泊まってもらっている間に、介護者に休んでもらったり、用事を済ませてもらったり出来るので、上手に利用すると良いと思います。

 

短期入所生活介護(福祉系ショートステイ)

短期入所生活介護 ⇒ 介護老人施設などに短期間入所して、入浴や排泄、食事などの日常生活上の支援や機能訓練などがうけられます。

短期入所療養介護(医療系ショートステイ)

短所入所療養介護 ⇒ 介護老人施設などに短期間入所して、医学的管理のもとでの介護や機能訓練、医療的な処置、管理が受けられます。

 

4、在宅の生活環境を整えたい。その他系 

祉用具貸与

福祉用具貸与 ⇒ 自立した日常生活が営めるように、利用者の心身の状況や環境に応じた福祉用具の貸与が受けられます。

特定福祉用具購入費の支給

特定福祉用具購入費の支給 ⇒ 自立した日常生活が営めるように、利用者の心身の状況や環境に応じた特定福祉用具を購入する場合に、申請により購入した費用の一部が支給される。

住宅改修費の支給

住宅改修費の支給 ⇒ 手すりの取り付けや段差の解消などの一定の住宅改修を行う場合に、申請により改修した費用の一部が支給されます。

 

5、複数のサービスを組み合わせたい。(地域密着型サービス系)

地域密着型サービスとは、認知症高齢者や要介護高齢者が、介護度が重くなっても、 住み慣れた地域でいつまでも生活できるように創設された介護サービスです。 市区町村により指定された事業者がサービスを行い、その地域に住む住民が対象となります。

夜間対応型訪問介護(訪問系)

夜間対応型訪問介護(訪問系)⇒ 定期巡回または通報による夜間専用の訪問介護が受けられます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護(訪問系)

定期巡回・随時対応型訪問介護看護 ⇒ 日中・夜間を通じて、定期的な巡回と随時の通報によりホームヘルパーなどに自宅を訪問してもらい、入浴・排泄・食事などの介護や、日常生活上の緊急時の対応などが受けられます。

地域密着型通所介護 (通所系)

地域密着型通所介護 ⇒ 入浴や排泄、食事などの介護や機能訓練などが受けられます。

認知症対応型通所介護(通所系)

認知症対応型通所介護 ⇒ 認知症の方が、デイサービスなどに通い、入浴や排泄、食事などの介護や機能訓練などが受けられます。

 

6、居宅介護支援 (その他系)

居宅介護支援

居宅介護支援 ⇒ 利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、ケアマネジャーが、利用者の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。

 

最後に

介護保険の居宅サービスについて書いてみました。居宅サービスといっても多種多様なサービスがあります。必要に応じて選択する事も多く大変だと思いますが、サービスを上手に利用して、介護負担を軽減する事が利用者・介護者双方にとって有意義な事だと思います。担当ケアマネージャーと利用するサービスに関してゆっくり話あってみてはいかがでしょうか?

初めての介護保険 ステップ3・居宅サービスについてはいかがだったでしょうか? 

次回はステップ4 施設サービスについて書いていこうと思います。

それではまた^-^ノ 

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