介護保険の要介護認定調査ってどんなもの?

要介護認定調査って?

介護サービスを利用するために要支援・要介護の認定を受ける必要があります。認定調査とは?その要介護度を決めるための調査になります。

 

認定調査を行う調査員はどんな人?

  1. ケアマネージャー
  2. 看護師
  3. 社会福祉士
  4. 市区町村の職員

地域によって調査員の資格などに若干の差はありますが、大半は、ケアマネージャーが行うことが多いようです。

 

認定調査はどんなことを調べるの?

調査項目は約80項目あり、要介護者の身体の状態や理解力について、ご自宅に伺って聞き取り調査を行います。所要時間は1時間程度だそうです。

また、要介護認定には期限があるため、更新するたびに認定調査を受けなければいけません。

 

認定調査の主な項目は?

  • 身体機能・起居動作に関する項目 四肢筋力低下・寝返り・視力・拘縮の有無はないか?
  • 生活機能に関する項目 排泄・移乗や移動ができるか?嚥下(えんげ)に問題はないか?
  • 認知機能に関する項目 意思の伝達や短期記憶・自分の名前などについて言えるか?
  • 精神・行動障害に関する項目 作り話やひどい物忘れ。また問題行動がないか?
  • 社会生活への適応に関する項目 薬の内服、金銭管理、集団への不適応がないか?
  • 特別な医療に関する項目 点滴、人工透析などうけていませんか?など。

認定結果については、要支援・要介護認定を申請した日から、原則として30日以内に決定通知されます。30日を有するのは、訪問による調査や主治医の意見書などによって介護認定調査会というところで判定を行うからです。

良くある話ですが、認定結果が遅れることがあります。だいたいの理由は、訪問による調査や主治医の意見書などの書類の遅延によって認定結果が遅れることがあります。この場合は、役所から遅延通知が届きます。

 

 

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